私のもとで秘書として働いている女・莉子。社内の誰もが認める美貌の持ち主である彼女にあらぬ期待を抱きながら見つめ続け、時を経ずして彼女との距離を縮めようと食事に誘い、洒落たレストランで抱き続けた想いを告白した。しかし、「仕事以外の関係は困るんです…」と言い放たれ、私の心は音を立てて崩れていってしまった。諦めきれずに彼女の身辺を調べてみると、ストーカーの彼に悩まされている事が判明した。そこで十分すぎる手切れ金を彼に支払い、別れさせてやる代わりに私の愛人になる様に持ちかけると、なんと彼女は受け入れたのだった。
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