愛人『はな』と濃密な愛を刻む。‘家庭’という壁を気にしつつ、互いの顔を見つめながら限られた短い時間を過ごしていく。ホテルへ訪れたふたりは鮮やかな夜景に心を躍らせ、素肌の熱を味わうためにゆっくりと抱き合っていく。貪るように濃厚な愛撫を重ね、高ぶる心を抑えることなく生の快感に溺れる。嫉妬と羞恥に導き出される興奮を味わうため、‘寝取らせ’という日常では味わうことの無い快楽に溺れていく。ふたりは‘愛人’という背徳的な関係であることを忘れ去り、本能の赴くままに快楽を貪りあっていく…。
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