瀬戸すみれは20歳年上の夫と結婚して仲睦まじく暮らしていた。夫はすみれを時に子供のように時に恋人のようにと優しく愛していた。しかし20歳離れているとなると夜の方ですみれを満足させる事ができず、自身も途中で萎えてしまい思い悩んでいた。そんな夫を愛おしく感じ、すみれもまた夫を母のように包んでいた。そんな中、夫の部下が自宅に訪れ、勢いの良い土下座をしながらこう言った。「すみません、部長の命令で、奥様をイかせて来いと言われました」なんの事か分からない侭、すみれは夫の部下にイカされてしまう。その夜、夫に昼間の件を問いただした所、確かに命令をした。突然で済まなかったと謝られ、ちゃんとイったかと聞き返された。イってしまったと恥ずかしそうに伝えたすみれ。すみれの表情に何か感じた夫は分かったと言って寝てしまった。
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